他人の幸福を喜べない日本人。剛力彩芽バッシングに見る日本の「ムード」。それは人格否定の「文化」。
剛力彩芽が批判されている。
僕には不思議で仕方がない。
残念な国だ。なんでもかんでも叩かれる。こんなんじゃ誰も夢なんて見れやしない。ますます子供たちが「当たり障りなく生きて行こう」ってなるやん。 https://t.co/AXOveU9PWA
— 後藤達哉(達哉さん) (@gototatsuya555) July 23, 2018
たしかにちょっと嬉しかったんだろうなぁ若いなぁって感じはするけど、
ただそれだけで、微笑ましいではないか?以上、終了である。
正直、それ以上に剛力彩芽に興味はない。
羨ましい、ではなく、微笑ましい、となぜ思えない?
サッカー日本代表、はぁちゅうの結婚、卓球の愛ちゃんの夫婦のラブラブ動画?
んー何でもかんでも叩くこの国は、、悲しい。
今回のサッカーの件はもちろん、基本的に批判、揚げ足取りの風潮、素直に喜べない、他人の幸福を祝えない、そんな日本人を憂い、呆れてさえいます。アメリカに住もうかな?w
— 後藤達哉(達哉さん) (@gototatsuya555) June 29, 2018
これには「かくあるべき」という日本人らしいマインドが影響している。
例えばサッカー日本代表、なぜ「おめでとう」ではなくて「ありがとう」なのだろうか?
この国民の発言からしてオカシイ。
感動をありがとう、ならまだしも、これは、
私たちの期待通りに動いてくれて、ありがとう
の意味だ。
つまり、私たちが勝手に創り上げた日本代表の姿を、演じきらないと、ダメだ!
ということだ。だから訳のわからない国民、ネット住民たちが寄ってたかって、批判する。
期待通りにやれよ!ってことなのだ。この決められた「枠」通りに動けよ、と。
それぞれの期待があるから、余計に面倒くさい。うるせーよ、と。
日本の「こうあらねばならない」というなんでも「枠」に抑えつけようとする「ムード」を変えたい。やはり「ムード」なんだ。あるいは「文化」とも言える。
— 後藤達哉(達哉さん) (@gototatsuya555) July 23, 2018
いや、あなたがスポンサーの会社さんならわかるよ?
その視点からするとサッカーはビジネスの側面もあるから。勝たないと行けない。
少なくない金を入れている。
それ以外の人間がなぜ、ありがとう、なのだ?何様だ?金は入れているのか?民放で見ているだけなら無料だろう。
ユニフォームや、スポンサーのビールをめちゃくちゃ買い込んだ、とかならまだいいが、その視点はないだろう。
今回の剛力彩芽の件もそうだろう。芸能人とはかくあるべき、女性タレントとはかくあるべき、
というマインドがそうさせている(いや、今回はただの嫉妬か。。)。
タレントも一個の人間である。サラリーマンも一個の人間だ。
それを「剛力彩芽」として、そのイメージにそぐわない行動をすると、全てを否定される(タレントとして当たり前!というのであれば、それはマネジメント側の問題と言える)。
もはや、人格否定である。
サラリーマンもサラリーマンらしい行動をしないと、すぐに上からの圧力がかかる、のと同じ。
もう、そんな時代は終わりだ。
一個の人間が一個の人間らしく、生きて行く時代なのだ。
最近、ジャニーズだってどんどん辞めて行くじゃないか?
もう、一つの事務所で一生やって行く、テレビでずっとスターとして生きて行くのはなかなか難しい、だったら、自分らしく生きて行こう、そういうことだろう。
それにはリスクを伴う。だけど、チャレンジして行く。そんな時代だ。
ジャニーズの場合、強い人はそうやってチャレンジして、弱い人は酒に溺れて行く。
それが最近の流れだ。いずれにせよ潜在的には辞めたかったんだろう。
サラリーマンだって同じだ。終身雇用崩壊、人生100年時代の到来。
70年も会社や上司のいうことを聞いて生きて行くのか?
なんのために生まれてきたかわからない。親に失礼だろう。自分を生きていけよ。
だからセーフティーネットとしての「きっかけ」を与えるサービスやプロダクト、
プラットフォームがいろいろなところで、興っている。※Wantedlyも代表的なその一つである
あと必要なのは、ムード。
この国の「ムード」がまだまだである。むしろ退化している。
何度も言う。ひとが輝いて生きるための「きっかけ」と「ムード」。これをつくりたい。
— 後藤達哉(達哉さん) (@gototatsuya555) July 11, 2018
昔は、テレビのスター、タレント、スポーツ選手は憧れの的だったはずだ。
みんなにはできないことをして、派手に見せて、魅了する。
カズだってコンビニ行くのにスーツ着てたって話。
それを今では、ネットで批判する。憧れてはダメ、な感じが日本をまた閉塞的にしている。
派手なことはだめ、目立っては行けないよ、と。
タレントも、スポーツ選手も、政治家も、なるメリットを感じられない時代。
「メリット」なんて言っている時点で、寂しい国だ。
なりたいからなるものだろう?メリットやコスパばかりを考える国民性。
損したっていいから、自分を貫く、そんなカッコ良さを俺は認めたいね。
今、子供達はユーチューバーや、ゲームクリエイターになりたがっている。
これらだって、何か別の切り口で揚げ足を取られたり、批判されたりしたら、また子供達は夢をなくすだろう。
当たり障りなく生きて行く日本人がまた増えて行く。これでは世の中は変わらない。天才は生まれない。
前に書いたが、ザッカーバーグや、ジョブズも生まれない。
影響力のある人こそ、どんどん豊かであること、幸せであることを発信することはいいことだと考えている。
なぜ豊かさを、皆否定するのか?清貧の思想とはここまで日本人のDNAレベルにまで浸透してしまっているのか。
豊かさが伝播すれば、みんなそれがスタンダードになればいいのに、完全に逆になっている。
何度もいうが、本当に「ムードが」大事だと思う。
今、いい感じに流れがきているセーフティネットや「きっかけ」。
これと「ムード」が掛け算されれば、日本は変わる。
ここでも掛け算なんだ。
影響力のある人はもちろん、普通の人、サラリーマンもどんどん発信して行けばいい。
一緒にムードをつくろう。新しい文化を作ろうではないか。
今の子供達が10年後、15年後に自由を手に入れられる国にしよう。
みんなが幸せだ!って叫べばいい。そうやって普通の人が、憧れられて、憧れが伝播して、それぞれの世界のスターが誕生して行く。ニッチでもなんでもいい。それが大きなうねりとなり波となる。
概念的だけど、そんな時代がやってくる。
ITをネガティブではなくポジティブに変換した場合こうなるのだ。
今はどうしてもネガティブな流れに押されている。これをポジティブに変革したい。
だって、みんな一人一人が「幸せ」に生きること。
これがシンプルな希望じゃないか。
だから僕は諦めずに発信し続ける。
天才ではない人間でも、サラリーマンでも、偉くなくても、
ガンガン攻めて人生をやっていけること。
社会インパクトのある仕事ができること。
世の中を変えられること。
楽しく自由に生きられること。
天才ではない人間が天才になる瞬間まで、実況中継し続けること。これがテーマだ。