凡人が天才になるとき
家庭環境って本当重要だと思う。
遺伝はあんまり関係ないように思える。
けど、環境は大きい。
最近思ったのは、親が起業してたり、自営業をやっている人は、いま例えサラリーマンでも、自然といつか起業するだろうなと自身で思えてたりする。
僕の家系(カケイ)は自営業がいない。
教員とか銀行員とか公務員が多い。
だから逆にサラリーマン普通にやってればそこそこ出世して、そこそこ大きいことやれる可能性はあるんだろうな、ぐらいには自然と思えてた。
北海道の祖父が町長をやっていたこともあり(定年まで役所に勤めた後)、政治というより、まぁなんだ、大きい会社よりは、小さい組織で先頭立って新しいことをやるってのが僕にも最終的にはやれることなんだろうな、とは思う。
親父も銀行員を40代で辞めて、地場の企業に転職して、最後は社長の右腕になっていた。同族企業では異例のことだったろう。
よって、父とはあまり一緒に過ごしていないが、男としては尊敬できる点だ。
その辺り、自分自身やっぱりイメージはできる。40過ぎても色々パワフルに動けるんだろうな、みたいな。
でも若いうちから起業とか独立とかフリーランスっていうと想像しにくかったのも事実。
それは周りにいなかったからだと思う。
だけど、いま、僕の周りには当たり前に起業できるという感覚を持っている人がいる。
それは親が起業家だったり、当たり前に思える環境が大きいと感じる。
旬な話でいうと、キムタクの次女がモデルデビューしたけど、もちろん教育とかもあるんだろうけど、一番は、私もできる!って思えるかどうかだ。
そりゃあの両親だったら、当たり前のように自分もなるんだろうなと思えるだろう。
コネだなんだいう人もいるけど、そうじゃない、環境、マインドなんだ。
まずはその本人が、そういったマインドになれたことで勝負はほぼ決まってる(それに、そもそもコネも実力だと思う)。
だから、出来る!と自然に思える環境があるかってのが重要なのだ。
じゃあ、大人になってしまった今、どうすればいいのか?
それは出来る!と同じ状態に持って行けばいいのだ。
出来る!と思い込めばいい。
※もちろん、自分がやりたいことやるべきことに限る。起業家やモデルになれということではない。
出来る!ってことにしてしまう。
そんなことを最近、考えている。
小さい頃は、親とか親戚のあたりにしか選択肢はなかったが、大人になって、いろんな人と出会い、視野が広がる。
その人たちを見て、それいいじゃん!と思ったら、自分にも出来そう!出来る!と思ってしまえばいい。
例えば、僕を見て、こんなに転職しまくっているのに、なんだかんだ生きていけるんだ!って思ってもらってもいい(笑)
人生、決めた未来しか実現しない。
今までの経験の延長線で考えない。
過去は関係ない。
「これから先なにをやりたいか?」だ。
人からの影響力ってのはすごくあって、どんな人と出会って、どんな人と一緒にいて、
どんな人と一緒に活動するかで、本当に自分の人生が変わってくる。
目に見えるもの、見えないもの、全ては人が運んでくる。
俺は天才じゃないけど、周りの人に恵まれているから、歳を取れば取るほど、成長していくし、出来ることが増えていくし、楽しくなっていくし、若返っていく感覚がある。
本当に今仕事をしていて、生活をしていて、生きていて、楽しい。
それでも才能に嫉妬し続けた若かりし頃。
今では、天才じゃなくてよかったとすら思える。
出来ないこと、知らないことがまだまだたくさんある。
まだまだ新しいこと面白いだらけじゃん、って。
死ぬまでこうやって生きて、成長し続けて、強くなり続けて、
ついには、死ぬ直前に天才になって、笑って死にたい。
もちろん、死なない前提だけど。