後藤達哉の働き方、生き方、その思考。ぜんぶ。

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大企業や政治の腐敗はなぜ起こる?


最近、福岡市の高島市長の著書『福岡市を経営する』を読んでいたら、こんな一節が。。

 

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マジで政治おわってんな。と。

 

どうしたら変わるんだろう?

 


政治家は、やはり3.40代で政治をやって、早いうち引退したほうがいいと思う。

 


長い間やっていると既得権益を守ろうとする。異常なことも習慣化、常態化する。

 

 

 

だからこのようなことが起こり、腐る。

 


これは企業でも同じことだ(5000万円持ってこい。とは言わないまでも)。特に大企業のおじさんたちの多くは保守的に生きている。20年、下手したら30年かけて得た地位を簡単には手放したくないんだ。

 

(※いま直接僕が関わってる方は、大企業の中でも一部のそうでないイケてる兄貴たちがほとんどなので注記しておく)

 

 

保守的なおじさんたちは、自分のことしか考えてない。それだけの地位を与えられたのだから、世の中を良くする動きをすべき。“与えられた”力をうまく使いきるべき。決して自分の力ではないのだから勘違いしてはいけない。

 


だが、政治家と違っていま、おじさんたちもやっと焦り出している。それは日本の大企業自体が揺らいでいるから。すぐに(優秀な人ほど)若手が辞めて行ってしまう。

 


最初は自分の身が安泰かと思ったかもしれないが、その居座っている箱自体がなくなったら元も子もない。

 


だから民間企業は良い流れがきていると考えている。大企業でも危機感を持った有志が集まり改革をしようとしていたり、ベンチャー企業となにか新規事業を創造しようとする動きもでてきている(まだまだ形だけのところもあるが、本物もいる。それにベンチャー企業が一概に良いわけではないが)。

 


大企業の優秀なひとたちが内部同士で、また外部の架け橋となり、動き始めている。

 


それでも違う、と思った人は転職する。そして転職した先でいままでの経験や、ネットワークを活かす。あるいは大企業を数年で辞めた後に、起業する。などいろんな動きが出ている。

 


ベンチャーで活躍しているのは20代や30代前後が大半だ。そこに大企業のイケてる兄貴たちがコラボして新しいことが生まれている。それが民間の良いところだ。日本を変えたい、世の中をより良くしたい、という想いをビジネスに乗っけて、社会的にポジティブで大きな影響を与えようとしている。

 


政治にもそういった動きがでてくればいい。あるいは民間の出身者がもっと増えていい。

 


転職先の一つとしての政治家、というのをもっとスタンダードにしても面白い。

 


任期は4年だから、32歳でなって2期やっても40歳だ。あるいは40歳から出向のような形ではじめて、任期が終われば会社に戻る(あるいは転職)してもいい。議員年金の問題も解決だ(個人的には退路を絶って生きたいタイプ。だが、そういった人ばかりではないだろう)。

 


40歳定年説もあながち間違いじゃない。

 


でもだったら、政治家だってもっと定年を早めてほしい。人材の流動性を上げるんだ。地方によっては50.60で若手っておかしくない?議員同士で上下関係が強固すぎるっておかしくない?

 


官民の人材の流動性を上げれば、官民の健全なコラボレーションがもっと生まれる。

 


金を目的に生きてる腐った政治家も淘汰されるのではないか?

 

 

 

追伸

1年前に、起業家やベンチャー企業の経営者が、40代で大企業側にまわって、アセットを使いこなすのが面白そう、みたいな話を書いてました。

 

www.gototatsuya.work


大企業でも国(あるいは逆にベンチャーでも起業)でもいいから2.30代で経験積んだ人は、そのままなにかを抱えた40代以降にならずに、肩書きや名誉は捨てて、飛び込むといい。自身をアップデートし続けていってほしい。その方が本人も楽しいと思う。自戒も込めて。