後藤達哉の働き方、生き方、その思考。ぜんぶ。

仕事を楽しみ、輝いて生きる。

はたらくパパの理想像とは?

お爺さんは柴刈りに。お婆さんは洗濯に。パパはお散歩に。

 

、、、

 

先日、息子(4歳)と妻の会話が面白かったので(ちょこっと)紹介します。

 

妻「パパは今日もお仕事行ってるね」

 

息子「え?違うよ?パパはお散歩に行ってるんだよ」

 

、、、

 

あながち間違ってない。。っておい!(笑)

 

でもこれ僕は、嬉しかったんですね。

 

だって息子がパパがお散歩に行ってる認識ってことは、

 

僕が息子に対して

 

「誰が稼いだ金だと思ってるんだ!」とか

「俺は家族のために働いてるんだぞ!」とか

「誰のおかげで食えていると思ってるんだ!」とか

 

感じさせてないってことだなって。

 

前は、精神的に余裕ない時は(仕事のストレスで暴飲暴食で太ってたとき汗笑)正直多少はあったかもだけど、今はない。

 

ってことなんですね。

 

これはとっても余裕があるというか、豊かな状態だなと。自然に全てに感謝できているというか。

 

だから、子供に「おかえりー!」って言われたら、どんなに疲れていても

「ただいまー!今日もお散歩楽しかったわー!」って言うようにしてます(笑)

 

 

思い返せば、僕がすごく良いお父さんだなー!って感じたのは

ゲゲゲの鬼太郎で有名な、水木しげるのお父さんです。

 

水木しげるの『ねぼけ人生』など自伝的な本にちょくちょく出てくるお父さん。

 

詳細はその辺りの本を読んでいただければと思いますが、どんなお父さんか簡単に紹介すると、

 

いつも静養と称して談笑したりしているけど、どこからともなくお金が入ってくる人。

 

3男坊である水木しげるには、めちゃめちゃ甘いお父さん、です。

 

いや、もちろんちゃんと働いていたでしょう。(実際に最初の1、2社はすぐに辞めているが、次の会社は保険の外交員で20年以上勤めて海外駐在もしているという記述もある。ただ、1、2社の辞め方がまた面白く、銀行に勤めたのに銀行強盗が怖くて逃げてクビになったとか、映画が好きで、仕事より映画を優先していたらクビになった、とか。これも息子へ面白おかしく話していただけの可能性ありますよね)

 

ちゃんと働いていただろうけど、息子にプレッシャーをまったくかけてない。

 

すげー、いいお父さんだな。理想だなって。

 

どうしてもこの日本の文化で「仕事は辛いもの」「世の中は厳しいもの」って植え付けたがりがち(ちょっとレイザーラモンRG風。日本あるある言いたい〜🎶)。

 

日本の教育もそうだけど、代々親たちが子供たちにそうやって教えてしまっているのも事実。

 

だから、それとは逆に、「大人って楽しいぞ!」「社会って激甘だぞ!」って思わせたい。

 

だって、厳しいのは社会に出たらそれこそ勝手に教わるじゃん?

その前に身構えてしまうほど、辛い辛い辛いって洗脳する必要ないじゃん?

 

 

かの有名な、あのアインシュタインだって、こう言っている。

 

「どうして自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要なときに責めてくれるのだからいいじゃないですか?」

 

 

 

楽しい!激甘!なんとかなる!!!って思ってればいろんなことに自由にチャレンジできるじゃんね?

 

だから、僕のはたらくパパの理想像は

 

「毎日お散歩に出かけてるのに、お金が勝手にどっかから入ってきて、いつもご機嫌なパパ」

 

です。

 

そうやって子供に感じさせたら、勝ち(価値)だなって。

 

自分(子供)以上に好きに生きてる親父の背中を見せるっていう。

 

それが理想。

 

 

今日も、お爺さんは柴刈りに。お婆さんは洗濯に。パパはお散歩に。(言いたいだけ)