後藤達哉の働き方、生き方、その思考。ぜんぶ。

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悩んでいる人と悩んでいた人をツナグ「本」という存在

ツルハシブックスがNHKで紹介されてたときの映像

(ナレーションの又吉さんがまたいい味出している)。

 

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なんだか感動してしまって、なぜだか中盤あたりから涙が止まらなかった。

 

というのも、地下室にある「ハックツ」では、古本を置いてあるのだが、その古本たちには、特徴がある。

 

僕は最初それを見て、店主の西田さんのレコメンドでも書いてあるのだろう、と思ったのだが、そうではなかった。

 

本の帯に貼っている紙に書いてあるメッセージは「元持ち主」の「想い」だったのだ。

 

どんな人の手に渡るかわからない。だけど、自分が悩んでいたときにふと手にとった本。そして、その本で、自分と向き合い、次の一歩に踏み出せた体験。。。

 

同じように、どんな人かわからない「誰か」にも、勇気を持ってもらえる「きっかけ」を与えられたら。それぞれの想いが伝わってきて、不思議と涙がこぼれていた。

 

悩んでいる人と悩んでいた人をツナグ架け橋。それが「本」。

 

本そのものの「価値」を改めて感じさせてくれた、映像であり、ストーリーであった。

 

古本は元持ち主と、それを新たに手にとった人をツナグ存在。

 

そう考えると、新刊は?

 

著者とそれを手にとった人をツナグ存在。

 

当たり前かもしれないが、改めて考えると、本という存在は本当に素敵な存在だ。

 

著者も、以前はそのことについて悩んでいた人。そしてそれを乗り越えた人。その体験をどうしても伝えたくて、命をかけて、一個の本を紡ぎ、創り出す。

 

その熱量が、今、それが本当に必要な人へと渡り、伝わって行く。

 

人一人の人生の「きっかけ」を作っていく。

 

僕もそんな本を書けたらと思うし、改めて命をかけて一つの作品を創り上げていくことの素晴らしさを感じた。

 

僕も、全国のツルハシブックスにも置いてもらえる本を書こう。

 

あー、あと、古本屋もやりたくなってきた。(笑)

 

幸いなことに、やりたいことが多すぎる。