後藤達哉の働き方、生き方、その思考。ぜんぶ。

仕事を楽しみ、輝いて生きる。

転職、しばらくやめます。

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そもそも僕は会社を辞めたくて会社に入っているわけでは無い。
続けられるならそれが一番である。まずはじめに、誤解されないように、断っておく。


僕は飽きるか、自分がやらなくてもいいじゃん、と思ったら(このふたつはほぼ同義であるが)、その仕事を辞めてきた。自分だから出来る仕事をしたほうがパフォーマンスが上がるし、結果、会社のためにもなってきたと自負している。


それに自分がせっかく生まれてきた意味と言うか、自分の命を使う(使命)という観点においてもそういった働き方が、僕は、いいと考えている。

 

自分だから出来る仕事をして、誰かにそれを引き継いで、組織としてそれができるようになったら自分は居なくなる。それが理想。


もちろん、同じ会社のなかに、別のやりたいこと、やるべきこと。別の事業部に関わったり、別の事業の立上げなどがあれば辞めないのかもしれない。

 


あとは、何年か続けよう(例えばミニマム2年)とハラを決めれば、その会社が潰れない限り(あるいはそれに近しい状態にならない限り)、続けることができる。

 

嫌だったら辞める、合わなかったら辞めると考えて入るのももちろん良い(そのほうが気楽だし、案外長くいられることもある)。

ただ、続けることにハラを決めて入る会社があってもいい。キャリアは何事もバランスだから。僕の場合は2社目がそうで、そこでビジネスの基礎筋力が養われた。

 


話は現在に戻り、ベンチャー企業に入って役員になって、しばらくいるつもりだったのだがアテが外れ(僕もなるつもりだったし、会社もなってほしいと両想いだったのだが、結果、これはどちらが良い悪いという話ではないので深くは語らない。)、
また転職活動においては、外資系大手動画プラットフォームに内定をもらっていたものの、日本支社の社長が代わって方針が変わりまして云々カンヌン見送りになったりして、結構、タフというか、端的に言って辛かった。いわゆるひとつのつらたんだった。

 

そんなこんなあって正直、転職はしばらくいいかなと思っている。

 

これも縁なのかなと。

 

それによく考えたら役員とか外資とか自分としてはどうでもよくて。


偉くなるのを目的に働きたくないから毎回転職していたところもあるし。

外資で語学磨いてバリバリやったらキャリアとして面白いかなとか一瞬考えたけど、それも世間の価値観でしかなくて、ぼくは英語を勉強するならその時間を他に充てたいし。

 

って冷静に気づけた。

 

どうも頑張ると自分が見えなくなる。だから頑張らなくていいってのはそういうこと。
そうやって突っ走って壁に当たって、自分の本当の想いに気づく。いくつになっても繰り返し。にんげんだもの。


そこで、自分の想いに素直になったときに、出会えた会社ならいいかなって。それで次の会社を決めた。

 

僕はやっぱり新しくて面白くて大きいことがしたい。

 

おもしろいことがしたい。

 

それに気づいた。


言葉にすると稚拙だけど。23歳の頃から変わってないんだ。

 

20代でエンタメ、30代で社会貢献寄りのことをしたいと思って大手とスタートアップを渡り歩いてみたけれど、別に両方できるところにいればよくない?分けなくてよくない?みたいに思ってしまい、現時点での結論に至った。

 

だからエンタメと社会貢献の両輪をこれからも意識して、それを体現できるフィールドに居続けます。

 

 

あと結局、僕はミーハーなんだなと笑。

 

ミーハーな自分を認めて、素直に生きていきます。

 

エンタメな世界で自分の面白いと思ったこと、正しいと思ったことを体現していきます。

 

 

またまた続けるって話に戻ると、

ある程度の期間、続けられた2社目も、1社目(での自分)が想定外にだめで、そんななか転職したから、最初は頑張るしかない状態だった。続けるしかない状態。


だから今回もそれに近いというか、続けてみようかなと考えている。
そうやって追い込まれないと頑張れないのはわかっているのである。


また、そんなときこそ、僕は実力以上のパワーを発揮してきているので、ビビりながらも楽しみだったりする。


自分への期待というか。それに若いときほど、変な気負いもないし。

 


次の会社は大企業グループなのですが、実は40歳ぐらいで大企業に戻る構想は元々あって(現在34歳)。


大企業とベンチャーのコラボみたいなところでやってきた僕が、40歳ぐらいである程度、大企業でも裁量が与えられてるタイミングかつ、大企業もいよいよ本気で変わらないといけない新しいことしないといけないってときにタイミングが合えば、バチッとフェーズが合うかなとボンヤリ考えていた。

 

が、それが少し早まった印象(もちろん業界にもよるんでしょうが、僕の興味のある業界はそうだった)。
たとえば、40歳で、ベンチャー役員→大企業本体課長クラスに、とか思ってたけど、現実的には本体だとおそらく中途でそんな待遇はないだろうし、まだガッツリ歯車でしょうから、僕自身イヤになるだろうなと思っており(笑)、だからあくまで構想かつ妄想どまりの話だったわけで。。冷静に。

 

グループ会社でもう少し若いうちから野武士的に働くほうが、僕には合ってそうなので、これも運命かなと思っている。ノブシコブシ。

 

 

それに計算してキャリアなんて僕は積めない。むしろ積み減らしていくなかで、運命を手繰り寄せる。
だからジョブホッパーだし、プロティアン(心理的成功に重きを置くキャリア形成)なのだ。
キャリアビルダー的なキャリア形成をしている人は、本当にすごいと思うし、大人だなーと思う。

 

 

さて、僕はテレビ業界にいくのですが、この業界の大転換期に身を置くのがシンプルに楽しそうだなと感じています。もちろん大変なんだろうけど。
テレビの収益以外(放送外収益)をどう増やし、育てていくか本気になっていくここ数年です。

 

また大転換の歴史でいくと、

新聞→テレビ

がありました(テレビの親会社、出資元は新聞ですもんね)。

 

それと同じかそれ以上の大転換が、

テレビ→デジタル(あるいはIP,コンテンツ)

となるのかはわからないけど(ネットフリックスとかアマゾンとか海外勢もあるし、もっと複雑な環境。このあたりは僕も色々考えているので、次のブログにまとめます)。

 

ただ、新しいことを子会社だからこそいろいろとチャレンジ(実験)できる(やらされる)のは明白で、いっちょやってみっか!と(悟空)。

 

 

あ、そうそう。今年の僕のテーマのひとつに「温故知新」ってのがあります。

古いものをただ捨てて(ばかにして)、新しいものがいいんだぜ!ってイキスギた風潮もあんまりよくないかなって。
(そう考えると日本て案外極端だよなー笑。)


僕らの世代はなにかと色んなものに挟まれてる世代なので、それをうまくポジティブに変換できると考えてます。マスメディアにもデジタルにも触れてる世代ですしね。

 

 

大転換期を超えて何年かはやってみようと。そんな気持ちです。

 

ミニマム2年いたとしても7社中、2位の長期滞在になりますからね。まずはそこ目標に駆け抜けたいなと。

 

それぐらいの気概をもって、地に足をつけて、だけどマインド的には会社にしがみつくことなく、面白いことを企んでいけたらと。

 

シンプルに自分が興味ある好きな業界にいけるってのはやはりワクワクしますね。


まだ入社前なんで、入社後に全然違うこと言ってたらご容赦ください笑。

 

入社前の想いというか、メモのような形で残しておきます。


不言実行でいければいいんですが、、、思ったことはこれからも発信していこうと思います。

 

 

追伸

今回の転職活動においてご協力いただいた皆様ありがとうございました。

相談に乗っていただいた諸先輩方や仲間の皆さん、面談面接に呼んでいただいた企業の方々、エージェントの方々。皆様とお話しする過程で今の自分に行き着きましたので、なにかひとつ欠けてもならなかったと感じています。皆様のおかげです。感謝いたします。