後藤達哉の働き方、生き方、その思考。ぜんぶ。

仕事を楽しみ、輝いて生きる。

就職・転職は「恋愛」でも「結婚」でもなく「〇〇」関係である。

就職・転職って恋愛に例えられたり、結婚に例えられたりしますよね。

 

 

僕は33歳で5回転職6社目のジョブホッパーなので、確実に「結婚」では無いですね(笑)

 

 

〇〇関係ときたら「不倫」関係かと思う人もいるかもしれないけど、先に言っておきますが、違います(笑)

 

 

では、なんでしょうか。答えば最後まで読んだらわかります。

 

 

 

僕は半年単位で、常に自分のフェーズと会社のフェーズが合っているか、自分が結果を出せているか、熱く働けているか、をみている。

 

人生くすぶってる暇はないから。常に輝き続けたいし、常に結果を出し続けたい。僕は。だからその手段として転職があると思っている。

 

ある種自分を追い込んでいるというか、お互いが「合う状態」で常に居たいと感じている。

 

 

そういう意味では、僕は就職・転職は「恋愛」に近いのかな、と。

 

 

 

だけど、僕は実生活では「恋愛」を卒業して、「結婚」できている。結婚7年目、息子ももう5歳だ。もちろん、こんな僕と結婚している妻がスゴイ、という一言で説明を終わらせることもできるが(笑)

 

 

最近、実生活でそれが出来ていることと、「恋愛」と「結婚」の違いを考えたとき、就職・転職においても「恋愛」を卒業して「結婚」するのは可能か?という「問い」を自分自身に投げかけるようになった。

 

 

僕は2社目の(株)ポケモンが一番長くて6年、他は8ヶ月~1年半ぐらいで辞めている。ある種、ポケモンは学生時代からずーっと付き合っていたけど、社会人になって結婚か別れるかで別れたような関係である(違うかw)。※本当の関係は後述

 

 

真面目な話、その(株)ポケモンを辞めようと思ったタイミングは「子供が生まれたとき」だ。

 

 

普通(?)子供が生まれたら、もっと頑張るぞ!家族のために稼ぐぞ!となってある種、思考停止気味に仕事を頑張るのが世の中のお父さんだと思う。だけど、僕は逆に一気にやる気がなくなった。

 

 

他人の子供幸せにするために、土日もイベントに出て、偉くなればなるほどそれは加速して、それって幸せなのかな?ってふと思ってしまった。ポケモンのために命かけて頑張ってきた人生から、自分の自身の人生をふと考える「きっかけ」になったのだ。

 

 

今思えば、もっとうまくやろうと思えば出来たかもしれないけど、、昔からゼロか

ヒャクかの人生は変えられないのである。

 

 

そうやって転職を手段として、自分に合った働き方、生き方を目指して、それにどんどん近づいて行っている感覚がある。

 

 

では、個人と会社が「恋愛」ではなく、「結婚」になるタイミングはいつなんだろう?

 

これからの時代、終身雇用は崩壊して、そんなことはもう出来ないんだろうか?

 

 

実生活においてその生活が「子供」の誕生だったことを考えると、自分が関わった「プロダクト」が生まれたときなんだろうか?あるいは、、、。

 

ただ、それは会社員にとっては、自分だけのものではなく、関わる人も多いし、代わりはいくらでもいるからちょっと違う気がする(子育てというプロジェクトはその当人、自分たちしか出来ない)。

 

 

だから自分にしか出来ない仕事をする、というのが一つポイントかと思う。
あるいは、別の視点で「子供」という存在をそのまま「会社」に置き換えたらどうか?

 

 

つまり就職を「親子」の関係と捉えるのである。この場合、自分が親だ。会社は子供と同様に自分の思い通りにならないことだらけだ。

だけど、そんな会社をどうにか良くしたいと思えるかどうか、が重要なのだ。スタートアップが上場するのを成人と捉えるのも面白いかもしれない。

もちろん、会社の規模は関係なく、大企業でも、俺がよくしてやる、立て直してやる!と思えば、それは親子の関係になりうる。新卒社員でもその気持ちを持つことは可能だ。

 

 

そうやって「想えるかどうか」なんだと思う。

 

 

つまりは大切なのは「父性」なのだ。

「父性」を持って会社を良くしよう、世の中をもっと良くしようと思えば、きっと優しさに溢れる世の中になるだろうし、全てテクノロジーで解決、あとは自己責任ね、とはならないはずである。

 

「父性」は愛とも言える。

 

 

少々上から目線のような言い方にはなったが、これからは会社が主役ではなく、個人が主役の時代。個人それぞれが会社や働くフィールドを選ぶ時代。だからこそ、こういった見方で会社と個人の関係を考えてみても面白いのではないか?

 

 

もちろん、どこまでいっても「子供」に変わる唯一無二な存在はいないので、就職・転職に関してはやはりこの答え(例え)も間違いかもしれない。


ただ、その視点を持つことでまた違った自分の役割を持つことができそうな気がするのだ(もしかしたら20代のころから「親子」関係で、自分が「子供」だったのかもしれない。育ててもらった感覚があるから。これが(株)ポケモンとの関係)。

  

もちろん、そういった視点を無理に持つ必要はない。まだ持てなければ、しばらくの間は熱く軽やかな(本気の)「恋愛」を楽しめばいいだけの話である。それは自分の「好き」や「得意」、そして「興味」に忠実に仕事を選ぶことだ。