後藤達哉の働き方、生き方、その思考。ぜんぶ。

仕事を楽しみ、輝いて生きる。

僕が今14歳だったら描く、キャリアにつながる受験戦略。

キャリアにつながる受験の話。

本当に自分に合った仕事に就くには、自分を知ること。

自分を知るためには、自分と向き合うこと、選択肢の幅を広げること。

人は、自分が知っている中からしか、自分の人生を選べない。

 

この辺りを念頭に置きながら、僕が今、14歳だったらどうするか?

という話をしたいと思う。

 

まずはファクトから。

 

僕は、群馬の県立高校から一般入試で早稲田の政経に2004年に入って、2008年に卒業した。

 

一般入試だったので、中学のときは高校に入ることが目的、高校のときは大学に入ることが目的だった。(もちろん、バンドやらボクシングやらサッカーやらその他活動もしたが、基本的には文武両道の刑務所みたいな男子校だった。あー、楽しかったぜっ!!!爆)

 

とにかく目の前のハードルを越えることに精一杯。入ることが目的という状態だから、自分の人生や、自分の適正なんて、なかなか考えられなかった。

 

だから僕は社会に出てから、いきなりつまずいて、やっと自分の人生を真剣に考えるようになったのである(就活で考えてた“つもり”だったけど、それは選択肢、視野が狭かったからである。世間の価値観で生きておったそうな)。

 

そうやって社会人1年目から、自分とは何か?自分にしかできない仕事は?自分にできる仕事は?という問いを自問自答し、そのときそのときで目の前のチャンスにダイブした。

 

ときには死にそうになる寸前で引き返したり、ときにはとんでもない飛躍をさせてもらったりの繰り返しをしてきた。

 

そこでだ。

 

これって、この体験て早ければ早い方がよくね?

自分に何が向いているかは、早くからわかってた方がよくね?

 

と思うわけである。切に。

 

そう考えると、いかに受験勉強だけにならずに、将来の選択肢を増やす行動をしつつ、早稲田とか慶応に入るのが良いのか?ってのを考えた方がいい(そもそも早慶に行くのがいいのかって議論をしてしまうと話が散らかるから今回はやめておく。ただ、早慶生が新卒一括採用、大企業一辺倒の就活をやめれば一気に流れが変わることは明白だ)。

 

そこに合わせてこんな動き。

 

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早慶の4割がAO入試になるって話みたいだ。

一般入試の偏差値はどんどん二極化で上がるだろうし、そもそもの戦略的にもAO入試にシフトした方がよさそう。

 

で、本質的にも偏差値以外のところで何をしてきたか?のところが指標だから、自分の人生の選択肢の幅を広げる動きと、受験対策がちゃんとマッチしてくる。手段の目的化にならずに、その先の人生の目的を見据えた動きが取れるから、すごく良い。

 

だからAO入試の土俵に乗れるぐらいの偏差値ギリギリのところでいいから、高校にまずは入ることに全力を尽くす。ボーダー偏差値と、その高校の校風というか「何ができるか?」で、決める。

 

で、そこに入ったら高校1年生からアルバイトやらインターンやら、地域活動やらをやってみる(もちろん恋愛だってしちゃう。俺は共学に入りたい!!!←魂の叫びw)

なんなら起業してみてもいいかもしれない。リスクなんてないからね。起業部とかもありだ。

 

 3年間の活動で自分がやりたいことやるべきことだったり、シンプルに好きなことだったりに気づく。最後はどうしてもテクニック的なところも必要だろうから、AO入試に際して、それをしっかり自分をプレゼンテーションできるスキルを身につける。

 

それで早稲田か慶応に入って、仲間を見つけて、起業する。卒業後は、それを続けてもいいし、事業売却して、企業に入ってもいい。そのフェーズでまた新たな目的が生まれているはずだ。

 

こんな感じでやっていけば、僕が社会に出てから10年やってきて気づいたことを、大学卒業時には気づけてしまっているかもしれない。少なくても社会に出て、心が折れちゃう体験なんてしなくて済むだろう。その時には、本来の自分を生きられる基礎はできている。

 

当然、早稲田や慶応の付属高校に入ってしまえば、受験勉強(対策)をしなくていいから、 より視野を広げる活動に注力できる。

 

だから今回は、あくまで地方の場合、あるいは、付属高校は偏差値がかなり高いだろうから、変な話、省エネでギリギリでいいから、そのルート辿れるかって話をしてみたつもりだ。

 

小学校とか中学校とかから入れれば、またそれはそれでいいけど、そっからフィルタリングがかかるから、同じような子が多いかもしれない。その時期からフィルタリングされた環境で、視野が狭くなる可能性も?それは良し悪しがある。

 

僕は小学校は高田馬場の公立学校だったから、今思うと本当に多様性って感じで面白い。ミュージシャンもいれば、医者もいれば、サラリーマンもいれば、ファッションデザイナーもいる。

 

あとは、シンプルにコスパが悪いように思える。まぁコスパなんて考えているような家庭が慶応幼稚舎入れないから、これも無駄な議論ですな笑。ちなみに幼稚舎出身の友人もいるけど、彼は優秀だし面白い。

だから小中は戦略としてどうかってのはその人、その親次第な気がするし、やはり自分で意思を持って、戦略を持って、人生を変えていけるのは14歳ぐらいな気がする(なので、小中の議論もここではしない)。

 

結論。

 

金持ちでもなく、都会にも住んでない奴は、ギリギリでいいから地域のそれなりに偏差値の高い自由な高校に行って、AO入試早慶に入るべし!!!

 

 そうして自分の人生だったり、仕事だったりってのを早くから考えたり、体験したりするかな。

 

そう、今、自分が14歳だったらね。