後藤達哉の働き方、生き方、その思考。ぜんぶ。

仕事を楽しみ、輝いて生きる。

地方創生のその先を考える。地方テレビ局の事例から。

3/6のFacebook投稿より

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で、この概念に関して、歴史を学ぶ前に、ふと思いついたことがある。

 

いきなりだが「上りネット」という言葉はご存知だろうか?

 

私が広告代理店にいたときに覚えた広告用語で、すでに言いたいだけ感ムンムンであるが、この「上りネット」にこそヒントがあるのでは?というひらめきである。

 

「上りネット」とは、

東阪名以外のローカル局が制作発局となり、東京局をネットする番組のこと。

 

であり、代表的な例はHTB制作の「水曜どうでしょう」である。

 

全国放送はもちろん、全国のコンビニなどでDVD展開やその他グッズ展開めちゃくちゃ行われている時期があった。

 

ちょうど僕はポケモンカードを売っていたときに、コンビニを担当していたので、そのすごさを目の当たりにしていた。くじとかも売ってたし。まさに地方発の一大コンテンツだ。いわゆるクロスメディア展開の成功事例だ(ポケモンはその元祖)。

 

地方だとテレビ局が割と力を持っていて(新聞社が母体であることが多いけど)、ある種マスメディアは地方分権が進んでいる。

 

地産地消的なものもいいが、それを前提として、どうせなら更なるインパクト狙いたいよね。そうなるとネットワークの中枢は中央であり、東京なわけだ。

 

全国放送(キー局)も本社は東京なわけで、全国のコンビニも本部は東京なわけで(北の国からの純みたい)。

 

そこで冒頭の中央との「接続」の話とまさにリンクしてくる。

 

ネットワーク中枢とコラボしてクロスメディアで展開してくのは僕の大得意領域。

 

良いコンテンツありきの話なので、先の長い話にはなるが、今回ヒントというか、自分のなかで地方と中央の「接続」について概念的には整理できた。

 

今後、自分の住む地域や、面白そうな地域の良いモノ、サービス、プロダクト(あくまで良いものである必要がある。例えば、地方創生文脈で興るもの)をコンテンツとして捉えて、中央との接続、そして「掛け算」をしていければ、と。

 

地方創生のその先に。私の出番がくる。

 

そのためにはやはり自分の目利きと、それに出会う感度やセンスが問われる。あとは一番は、愛。

 

自分がまず好きか、信じているか、愛があるか。アライアンスの、実は一番の肝である。

 

将来、地方地域で良いものに出会えたとき、僕の人生はまた大きく動くだろう。

 

追記

クマモンなるものは熊本むしろそれ以外のあらゆるものすら熊本の象徴したコンテンツとなり、クロスメディアに成功した例だろう。ただ、そのもの自体をより浮かび上がらせるには、そのもの自体のキャラクター(コンテンツ)化がここでもやはりテーマな気がする。

そういった意味ではコンセプト開発からなにかにたずさわるのはやはりアリだ。