後藤達哉の働き方、生き方、その思考。ぜんぶ。

仕事を楽しみ、輝いて生きる。

たとえ遠回りでも心理学を学ぶ理由

転職活動、就職活動の前の段階の仕組み化をしたい。

 

人は、元気になってからじゃないと動けない。活動できない。
大企業でモヤモヤしている人、鬱寸前の人、なんなら自殺したい人。
とても優秀なのに職場環境、家庭環境などの影響でポテンシャルが発揮できてない人。とか。
自殺者や、休職者など増えているが、もちろん要因は仕事だけではないと思うし、いろんな要因があると思う。


だけどどっちにしても、その状態では、自分をフラットに戻してからじゃないと、本当の自分を出せない。

僕は10年前、すごく悩んでいた時に、自分で本を年間300冊ぐらい読みながら考えながら動きながら、壁にぶちたりながら、這い上がってきた。転職も第二新卒(1年以内に辞めるとか特に)も当たり前ではなかったし、そうやって挫折した人への理解もまだ世の中的に乏しかった。そこから10年かかって今がある。だけどそれを仕組み化できれば、その人、一人一人、10年かける必要はない。3ヶ月ぐらいでいい。

 

例えば、心理カウンセリングとかの世界は有象無象あると思っている。宗教っぽいのもあるし、弱者につけ込むものもある。あとは、病気だと診断されたら、本当は病気じゃないのに精神病扱いされる。ただ元気がないだけなのに、環境が合わないだけなのに、元気と病気の中間がない。病気にならないと(そういうことにしないと)会社を休めない。その中間の人を元気にして、本当に自分に合った道に一歩踏み出す勇気、きっかけづくりを。向き合って寄り添ってあげるのではなく(依存関係でなく)、その人が自分自身で向き合えるきっかけを。自己理解できるように。そこを仕組み化したい。

 

心理カウンセリングは、今のところ人力しかないから、仕組み化しようとすると、例えば教祖っぽい人がいて、その認定講師とかが全国にいて、、、みたいなのになりやすい印象がある。もちろん、それ自体は否定しないけど(自己啓発も本物の人は一握りだけど居るし。自然発生的に起こっていることであれば、むしろすごいことだ)。そもそも宗教っぽくなると、考え方をとかやり方を迷っている人に対して型にハメていく事になるから、それはやりたいことと違う。

 

その人それぞれが、自分を生きるためのマインド(勇気)を、持つことができるための、きっかけを仕組み化したい。


その上で(ベースがあって、本来の自分に還った上で)例えばWantedly等、条件だけでなくて、本当に自分に合った仕事を探せるツール、テクノロジーを使って転職したら、より多くのミスマッチなど仕事での不幸をなくすことができる。入口出口の関係だ。

 

だから自分は心理学、心理カウンセリングを独学で学んでいる。本当に足元の部分。今はただただ趣味的に。長い道のりかもしれない。全く見当違いのことをやっている可能性もある。正直わからない。

 

それでも実際やってみて、それと何を、どう、掛け算したら仕組み化をできるか検証し、着想する。

 

心理カウンセラーとかセラピストの人は、自分も痛みを感じた経験がある人たちだから、たぶん良い人が多くて、実際はビジネスにするのはなかなか難しいと思う。ボランティアに近くなってしまうし、毎日一人助けられたとしても、MAXで365人しか助けられない。それだとスケールしない。スケールさせて数百万人単位でポジティブな影響を与えたい。

 

それに、僕も悩んでいる人から、個人から数十万円とか取りたくないし。ボランティア(同然)にしたい気持ちもわかる。個人向け高額コンサルティングサービスも少なからずある。それも真っ向から否定はしないけど、僕には合わない。違うと思う。

 

多すぎない額で、より多くの人にポジティブな影響を与えたい(もちろん安すぎない適正なサービス料金設定は必要だ)。それはポケモンウォンテッドリーもそう。ポケモンカードも1パック150円で何百万という人に今でも楽しまれているし、それで儲かってもいる。ウォンテッドリーも企業側から毎月一定額いただきながら、ユーザー側からは基本的にはお金をとっていない。それで月間150万人が使っている。そこをガシガシ世の中に広めていく仕事をしてきたし、今もしている。

 

だから共感して、充実しながら働けている。そのそれぞれのカルチャーが、血が、僕の体を流れている。

※自分が昔助けられた「本」ぐらいしか今は思いつかない。本であればどんなに高くても2,000円以内で人を助けられる。その場合、ちゃんと届けられるかも重要。あるいはオンライン学習プログラムとか?月々1000円とかならいいのかもしれない。思いついたことは全てやってみればいいと思う。ただ、共にコンテンツを自分で生み出すことであって、仕組み化(プラットホーム)にはならない。そこの事業化の方向性は並行して継続して考えていきたい。そもそも自分がやりたいのかやるべきなのかも含めて。

 

心(脳)の世界は、ビジネスとして、イノベーションが起きにくい業界だと思う。ロボットを待つにはちょっと待ちきれない。その一方で、終身雇用崩壊、ロールモデルの不在により、自分らしい生き方を模索している人(困っている人)もどんどん増えていっている。時間がない。

 

そこに僕は風穴を開けて、光を見出したい。そこまで助けるの?という考えもあると思うし、僕も最近まで、上位層のポテンシャル(使ってない脳みそ)を引き出さればグン!と国力は上がるし、それに注力だけすればいいと思っていた(今はそれに注力しているし、それはマジでこれからもずっと必要)。だけど、やはりより多くの人のポテンシャルを最大限発揮できれば、日本は、世界は変わる。

 

自分が社会人1年目でいきなり挫折して絶望した経験があり、なんとかあきらめずに食らいついて、周りの人たちのフォローもあって、2社目(ポケモン)で頑張れて、いま(ウォンテッドリー)がある。

元気がないところから、元気になって、内省して、自己理解して、自分の人生の一歩目を踏み出した時に、やっとその会社に出会えた経験がそれぞれある。

 

会社で頑張っても、身分も老後も保障されない。不安はあるけど、どうしていいかわからない。飛び出したいけど元気がない。そんな人はどんどん増えていっていると思うし、もっと合った会社に、もっと合った仕事を、絶対にあきらめずに出会って欲しい。人生はいつからでも開けていくし、開いていける。

 

なかなか文章がまとまらないけど、だから僕は今の仕事のミッションをしっかり果たしつつ(自分自身のミッションにももちろん通じているから)、ものすごく足元の心理学を学び始めている。それが正しいかわからないし、理想の世界に辿り着くまでどれだけ時間がかるかもわからない。来月また全く違うことを言っているかもしれない。それでもいい。いまを本気で生きる。

 

ただ、僕はこの2、3年でブレてない想いがある。それは以下の2つ。

●世の中の人、一人一人が自分に合った仕事に就いて、輝いて働く世界に

●子供たちの世代が、何か選択を迫られたときに、自由に生きられるのが当たり前の世界に

本当は黙って、これを遂行していけばいいのかもしれない。まだ何もカタチになってないうちからこんなに想いばっかり発信しなくていいのかもしれない。

 

だけどこうやって何かを恥ずかしがらずに自由に言ったりやったりすることで、それを見て、声を掛けてくれる人がいる。

 

その会話、コミュニケーションからまた新たなアイディアが生まれる。具体的な行動が生まれる。そして一つ一つ、カタチになる。そうやってどんどん前に進んできている。だから僕は自分と自分の仲間を信じて、続けようと思う。